1990 年代の後半、RICOH GR1 というカメラ(フィルムカメラです)と出会って、GR1 のシャッターが切れなくなるまで、いろいろな写真を撮り続けました。
RICOH GR1 というカメラ(7)ー GR1 で取り始めた頃の写真 ー
RICOH GR1 というカメラ(8)ー GR1 に少し慣れ始めた頃の写真 ー
RICOH GR1 というカメラ(9)ー GR1 紅葉の撮影と室内施設の撮影 ー
仕事中以外、ほとんど GR1 を持つようになっていた頃は、旅行に行っても写真ばかり撮っていました。
今回は、そんな時期に撮影したものをアップします。
「一杯 2,000 円のカレーがあるらしい」と聞いて出かけた、箱根の富士屋ホテルです。
雨上がりで、ホテルに少し霧がかかっている雰囲気が撮りたくてシャッターを切りました。
この後、ホテルのレストランにカレーを食べに行ったのですが、本当に 2,000 円しました(今はもうちょっと高くなって 2,290 円みたいです)。
カレーの好みは、ラーメンと同じくらい人それぞれなので一概に言えませんが、自分にとっては普通に美味しかったです。
富士屋ホテルから同じ箱根にある「ガラスの森美術館」に行く途中、道路の脇に白い何かが浮いているように見えて車を止めました。
近くまで歩いて行くと、一本の茎から枝分かれするように花が咲いていました。
花って、こんな咲き方するんだなぁと思いながら撮った写真です。
曇り空の中、箱根ガラスの森美術館の建物を撮りました(空、白飛びしてます…)。
館内にはヴェネチアのきれいなグラスなどのガラス工芸品がたくさん展示されていましたが、三脚を持って行かなかったために、ほとんど手ブレになってしまいました。
その中から、なんとから見られるものを数枚アップします。
ガラス細工の航海船でしようか、風を受ける帆もガラス製です。
よく見てみると、マストをつなぐ紐までガラスです。見なおしてみると、色々発見があるもんですね^^;
すごく綺麗だなと思って撮ったのですが、思い出せません。すいません。
— 2014.12.04 追記 —
これは「ヴァンジェリスティ家紋章文コンポート」のようです。この記事を読んでくださった方から、教えていただきました。ありがとうございました m(_ _)m
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館内の移動通路に花瓶が置いてあるのですが、やっぱり花もガラス製です。
ガラスでできたモノたちに囲まれていると、幻想的な気分になってきます。
最後に階段を登って、現実の世界に戻ります^^
以上が箱根ガラスの森美術に行った時の写真です。
これらの写真は、もう 10 年以上前のものですので、展示物は今とはだいぶ違っていると思われます。
現在の展示物やイベントは「箱根ガラスの森美術」のサイトをご参照ください。
次は岩手県の「小岩農場 まきば園」にあった「SLホテル」に行った時の写真です。
農場の中に SL が置いてあり、その客車がホテルになっていて泊まれる*というものです。
*写真をアップするにあたって調べてみたのですが、現在「SLホテル」は営業していないようですので、今は泊まることができません。
昼についたので、ぶらりと散歩すると
「まきば園」らしい景色を見ることができました。
とても大きな小屋です…、もう、小屋ではないですね。
近くに行くと、牛たちがのんびりしています。
初秋だったのですが、すでに東北は陽の光が低くて、撮影に苦労したのを覚えています。
のどかです^^
夜になると、先ほどの SL の客車に明かりが灯り、宿泊施設らしくなってきます。
寒い夜の静まりかえった空気の中で、客室の明かりを見ると少しホッとします。
先頭車両はライトアップされていて、夜は独特の美しさがあります。
撮影していると、巨大な精密機械を見ているような気持ちになりました。
「SLホテル」に一泊して、翌日は中尊寺金色堂を見に行きました。
当時、中尊寺では撮影可のところと不可のところが細かく別れていて、内部はなかなか撮れませんでした(現在はわかりません)。
ですので、主に外の景色を撮影していました。
敷地内の木々の一部は、すでに紅葉が始まっていたので、多分あと 2 〜 3 週間後に来れば素晴らしい紅葉狩りができたかもしれませんでした。
でも、上の写真ような美しい緑が見られただけでも嬉しかったのを覚えています。
途中、おもしろい手水があったので、一枚撮影。
小さいながらも迫力があります。
その後、茶屋で甘酒を飲んで一服して、中尊寺をあとにしました。
最後は最上川のライン下りで撮った写真です。
舟に乗りながら写真を撮るのは予想外に大変でした。
安全のため、乗っている間は舟の中の移動はできませんので、撮りたいものがあっても、いいアングルを造れないのと、手ブレが盛大に発生します。
考えてみれば、カメラを持った手がブレなくても、舟全体がブレてるのですから当然ですね^^;
舟に乗っている間で、比較的安定していた(揺れていなかった)ときに撮った一枚です。
終点について、ようやく地面に足をついたときに撮ったものです。
岩肌の輝きが綺麗でした。
写真を撮っていると、自然てすごいなあと思い直すことが多いです。
以上が、旅行に行っても GR1 を手離さずに撮影していた頃の写真です。
この頃は、オートフィーダ付きのフィルムスキャナを使っても、現像から上がってきた写真の取り込みに何日もかかっていたと思います。
現像に 3 日、取り込みに数日(フィルムの本数にもよりますが)かかっていたことを考えると、数千万画素クオリティのデジタル写真を数分〜十数分で取り込める今の環境は本当に凄いと思います。
次回は、初めて GR1 を持って海外旅行に行った時の写真をアップしたいと思います。
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