オンラインゲーム中毒って何それ?って思ってましたが・・・

たまにテレビの特番などで「オンラインゲーム依存症の若者たち・・・」みたいな特集を見かけて、「何それ?オンラインゲーム依存症?どうして?」という感じで、そうなってしまう感覚が全然わかりませんでした。
自分自身は、ゲームの中では RPG が大好きで FINAL FANTASY や ドラゴンクエストなどを、どんなに学校が忙しくても、卒業してからは仕事が忙しくても、隙間時間を見つけてコツコツとやり続けていました。
しかし「依存症」とまではならず、ましてや生身の人間が操作しているキャラクターがウロウロしている、なにやら不気味な(やるまではそう思っていました)オンラインゲームにそこまではまってしまうのは無いなぁと思っていました。
2012年8月、ドラゴンクエストがオンラインゲームになった時に「あれは一人でコツコツやるからおもしろいのに!」と思ったのですが、開発元が「ソロプレーヤーでも十分に遊べます」と言い切っていたのを知って、怖いもの見たさに始めてしまいました。
結果、結構はまっています・・・
そ、それでも最初の大ボスを倒すまでは、一人でやっていたんです(パーティは4人ですが、自分以外のキャラクターはゲーム内でお金を払って借りることができます)。
CD や DVD の中だけと違って、オンラインの世界は刻々といろんなものが変わるし広いなー、でも一人で勝てたぞー、などと自己満足していました。
もちろん、そこら辺に人(人間が操作しているキャラクター)がいても、話しかけたそうにこっちを見ている人がいても、ほとんどしゃべらず、ワイワイやっている人を傍観しているだけでした。
ところが、ある日突然、人との交流が始まりました。
ドラクエ10 の中には住宅地というところがあり、そこで土地が買えて、家が建てられるんです。
家を建てると何が便利かというと、持ちきれなくなったものを収納できる家具が置けたり、体力( HP )や魔力( MP )が回復できるベッドが置けたりします。
家を建てると何が起こるかというと・・・ご近所付き合いが始まります。
家に休みに帰ると、たまに偶然会ってしまい、「こんにちはー^^」などと声をかけられると無視するわけにもいかず、こちらも笑顔で「こんにちはー^^」となります。
そこから世間話が始まり「では、一緒に狩りにでも行きましょうか?」、「楽しかったです、フレンド登録お願いしまーす!」とどんどん交流が深まり、あとは友達の友達とかも増えて、見事に本来の意味のオンラインプレーヤーの仲間入りをしました。
オンラインプレーヤーとしてゲームをプレイしてみると、同じゲームの世界がまったく違って感じられました。国があって、人がいて、協力し合ってストーリーを進めたり、リアル世界の世間話や相談事があったり、確かにもう一つの世界がそこにあるんだなあと実感しました。
うーん、確かに現実世界ではなくて、このバーチャルな世界で生きたい(時間を費やしたい)と思ってしまう人もいるかもしれない。ようやく、テレビ特番に取り上げられる人の気持ちがわかってきました。
で、自分はどうかというと、今のところは依存症になるまでははまっていません(一時期、ちょっと危ういときもありましたが)。多分、リアルの世界でも同じくらいおもしろいと思えることが見つかったので、バランスが取れているのだと思います。
ただ、オンラインの世界(ドラクエ10)も日々変わっていて、楽しいことが次々と増えているので、バランスを取りつつ、今後もしばらくは続けていくと思います。

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