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大好きだったカメラからずっと遠ざかっていました
小学校のときは写真を撮ることに夢中だったのですが、中学に入ると部活が始まり、またアマチュア無線という新しい趣味の発見もあって、カメラをさわる機会がめっきり減っていました。
それでも友達と遊びに行ったときは写真を撮ってはいたのですが、「写ればいい」ので、まさに「写るんです」という使い切りのカメラを使っていました。
その時だけ写真が撮れればいいという感じでした。
パソコン通信で凄いカメラがあるらしいという情報が!
社会人になって、自分で使えるお金が増えて欲しかったパソコンを買い、当時やってみたかったパソコン通信を始めました(まだその頃は一般人が使えるインターネットはなかったんです)。
当時の Nifty Serve(今の@Nifty)に加入して、自分の好きな「フォーラム」というところで情報交換するわけですが、パソコン系のフォーラムで、あるメーカーのコンパクトカメラが凄いことになっているという書き込みを見つけました。
パソコン系のフォーラムなのですが、その書き込みをした人はカメラも相当好きだったようです。違うフォーラムで書くほどのカメラってどんなものなんだろう?と思い、カメラ系のフォーラムに入って探してみました。
ついに GR1 の情報を発見、スレッドは祭り状態でした
そこで、そのカメラを発見したのですが、「 RICOH GR1 というコンパクトカメラで一眼レフ並みの写真が撮れる。また、状況によっては一眼レフを越えることもある。」という話でした。
書き込みスレッド、ツリーがものすごいことになっていて、今でいう祭り状態に近い感じで盛り上がっていました。
そこから一週間ほどいろいろな書き込みを読んだり、質問したりしているうちにますます興味が湧いて、近所のカメラ屋に行って実機を見せてもらったり、カタログをもらったり、店員さんと話をしたり、かなり本気モードで情報収集していました。
1 カ月後には GR1 を手にしていました
そして、一ヶ月ほど過ぎたころ、気がつけばそのカメラを手にしていました。
当時のコンパクトカメラは高くても 3 万円 〜 4 万円だったのですが、GR1 は確か定価で 9 万円以上したと思います。
コンパクトカメラで 9 万円以上?と最初に値段を知ったときは本当に驚きました。しかし、いろいろと調べ終わったときには、ほとんど躊躇なく買っていました。
そこからこのカメラとの長い付き合いが始まりました。
どんな付き合いだったかは、これから少しずつ書いていきたいと思います。
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