「RICOH GR1 というカメラ」というタイトルから、少し離れていってしまっているのですが、もう少しフィルのことについて書いてみたいと思います。
私がこのカメラを買った当時のフィルムに対する認識は
フィルムには「ネガフィルム」と「ポジフィルム(リバーサルフィルム)以下、ポジフィルムとする」の 2 種類があり、「ネガフィルム」の方が
- フィルム価格が「ポジフィルム」よりかなり安い
- 現像代もプリント代も「ポジフィルム」より安い
- 現像の日数も「ポジフィルム」より短い
と、いいことが多いなぁといった程度でした。
※ ウィキペディア「リバーサルフィルム」より
そして、さらに調べたところ
- ダイナミックレンジも「ネガフィルム」の方が広い(「ポジフィルム」約 6EV、「ネガフィルム」約 10EV)
- 暗室での調整の幅が広い
など、その差は広がるばかり。
しかし、GR1 を買った時に、試しで買ってみたポジフィルムで写した風景のできあがりをみて
「ポジフィルム大好き!」
となってしまいました。なぜかというと、
「空の青がきれい」
だったからです。
表現が難しいのですが、「青が青だった」んです(説明になっていませんね^^;)。
ポジフィルムで撮ったときの写真は、同時プリントしたものとライトボックス(奮発して買っておきました)上で見たものを比べると、後者の方がさらにきれいでした。
これに感動しすぎたため、「これからは基本的にポジフィルムでいこう」と無謀な決心をしてしまうことになったのです。
「ポジフィルム」で満足がいく写真を撮るのがどんなに難しいことかも知らずに ・・・ 。
まだ、つづきます。
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