RICOH GR1 というカメラ(2)ー GR1 からポジフィルムを知る ー

写真

GR1 を買ったのは、正確には覚えていないのですが、確か 1997 年だったと思います。

RICOH の HP で調べたところ、発売されたのが 1996 年 10 月でしたので、だいたいこの時期だと思います。

コンパクトカメラで 9 万円という当時としては破格の値段でしたが、お店のポイントとか値引き交渉の結果、8 万円弱で買えたと思います。

カメラを買う前に、パソコン通信のフォーラム( RICOH GR1 というカメラ(1)参照)で、「このカメラはポジフィルムがきれいだ」ときいていたため、カメラと同時にネガフィルムとポジフィルムの両方を買いました。

じつは、このカメラを知るまでは「ポジフィルム」というものを知りませんでした。

自分の中では、カメラのフィルム =(イコール)ネガフィルムだったのです。

昔から、現像されたカラーのネガフィルムを見て「どうして、このオレンジ色のフィルムのコマから、あのきれいなカラー写真ができるんだろう」と不思議には思っていましたが、もうそれが当然のようになっていました。

ですので、見たままの色で現像されてくるフィルムを知ったときは本当に驚きました。

あ、だいぶ GR1 の話からずれてきていますね・・・。

ですが、もうちょっとフィルムについて書くと、この時点の自分の知識ではネガフィルムの方が、

  • フィルム価格がポジフィルムよりかなり安い
  • 現像代もプリント代もポジフィルムより安い
  • 現像の日数もポジフィルムより短い

といいことずくめでした。

なので、すごく懐疑的にポジフィルムを買ったのを覚えています。

そんなポジフィルムを使って、GR1 で撮影して、現像&プリントが終わり、還ってきた写真を見たとき、ポジフィルムが大好きになりました。

ちょっと長くなってしまったので、「なぜ、それまで懐疑的だったポジフィルムが急に好きになったか」は、また別の日に続きを書きたいと思います。

ああ、GR1 からどんどん話がそれていく・・・。

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