英語の本は「登場人物メモ」を作ると読みやすくなります

外国語

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外国語(英語)の本を読み始めて困ったこと

以前の記事(多読(英語)のなかで単語以上に難しいと思うこと)で、だんだん本のレベルが上がってくると、文章中の主語や目的語に “He” とか “him” などの代名詞が多用されるようになると書きましたが、同時に登場人物も一気に増えてきて、読み進めているときに「この人誰だっけ?」とわからなくことが多くなってきます。

初級レベルの本でも手加減なしです

しばらく遠ざかっていた英語のリーディング学習をやり直そうと思って、初級レベルからペーパーバックを読み直しているのですが、Level 2( Elementary 600 words )でさっそく該当する本に当たりました。

昔、映画化された「JAWS」という作品なのですが、読み始めの P.3 〜 P.5 の 3 ページの間に、一気に 6 人が登場します。青線の部分、緑線の登場人物の位置づけや、セリフをしゃべっているのは誰なのかを考えてみてください ^^

P.3 で 3 人登場。

JAWS1.jpg
画像:”JAWS/PETTER BENCHLEY” PENGUIN READERS (P.3)

P.4 で 1 人登場。

JAWS2.jpg
画像:”JAWS/PETTER BENCHLEY” PENGUIN READERS (P.4)

P.5 で 2 人登場。

JAWS3.jpg


JAWS4.jpg
画像:”JAWS/PETTER BENCHLEY” PENGUIN READERS (P.5)

このあとも、順調に登場人物が増えていき、”He”、”She”、”They”、そして “It”、”That” などの代名詞でストーリーが語られます

Level 2 という超ビギナー向けの本でページ数も 52 ページと少ないのですが、3 分の 1 ほど読んだ時点で人物構成の把握が難しくなってしまいました。

登場人物メモの作成で解決

そこでメモを取るということはちょっと悔しかったのですが、思い切って下のような感じで「登場人物メモ」を作って、最初からメモを取りながら読み直してみました。

JAWS登場人物メモ
そして、読んでいて「この人誰だっけ?」となってしまったときにこのメモを参照すると、本の内容が楽にイメージになって頭の中に浮かんできました。

まとめ

英語がもっと体に馴染んでくれば、このようなメモを取らなくても、日本語の本と同じように読み進めることができるようになると思いますが、それまではこの「登場人物メモ」を使いながら読んでいきたいと思っています*

* 同じ Level の本でも登場人物が少ない本とか、作者がわかりやすく書いてくれている本もありますので、その場合はメモは取らずに読んでいます。

次回の記事では

<外国語の学習に役立ちそうなサイト>

について書きたいと思います。

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