現在、作業スケジュールを立てる精度を上げたいと思い、日々の行動時間の分析のために「 toggl 」というサービスを使って記録を取っています。
経緯は下のような感じです。
・作業のスケジューリングって、本当に難しい
・何にどのくらい時間をかけているのか、測ってみようと思う(2)
記録を取り始めてから、1 ヶ月と 20 日くらいになります。
つい記録を取り忘れていて、思い出しながら後で入力したことも多々ありますので、データの精度はそれほど高くはないと思いますが、行動時間の傾向を掴むには十分だと思います。
日々の行動時間の分析は Web 上で簡単に行えます。たとえば、ある行動を指定してフィルターにかけると、下のように日ごとの推移をグラフ化してくれます。
また、これとは別に、一週間に一度「 toggl 」が次のような集計レポートを送ってくれます。
このレポートの集計時間から、その週で自分がどの作業にどのくらいの時間を使ったかということも把握できます。
こうして toggl の力を借りて、なんとなくですが、現時点までに下のようなことがわかってきました。
<作業時間の見積もり精度向上について>
これがもっとも分析したかったことですが、ここまでの結果からは「考える、検討する、アイデアを出す、一から文章を書く、といったような作業の時間は一定しないため、見積もりは難しい」ということになりました。
まだ、計測期間が短いということもありますが、すぐにアイデアが出たり、解決策が見つけられることもあれば、時間だけ経ってしまい、一向に前に進まないということも同ぐらいあり、一定化しません。
この結果はある程度予測していましたが、予定時間内に終わらせるという目標を持って進めて行けば、だんだんそれに近づいていくかもしれないと思っていましたので、ちょっと悔しい結果になりました。
<その他で気づいたこと>
日々の行動と一週間ごとの集計を眺めていて、いろいろと気づくことがありました。
- 行動と行動の間の時間(何にも割り当てられていない時間 = ロスタイム)が意外と多い。
- 毎日、10 〜 15 分で行っているようなこと(自分のための勉強とか情報収集とか)が一週間で見ると大きな時間になっている。
- 生活の中でちょっとならいいかなと思って何気なく過ごした時間(特に意味なく長湯したとか)が、一日の中で見ると、思っている以上にロスタイムになっている。
- 移動時間はかなり大きなウェイトを占めている。
- コンビニにいる時間も思っている以上に長かった。
など、いろいろなことに気づかされて、一日( 24 時間)の短さを改めて実感することになりました。
うーん、まだまだいろいろな発見ができそうな気がしますので、もう少し行動時間の記録を続けて見たいと思います。
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