「RICOH GR1 というカメラ(1)ー 9万円のコンパクトカメラ ー」でも書きましたが、パソコン通信(インターネットじゃないですよ・・・)で RICOH GR1 というカメラを知ってから、カメラ本体のことだけではなく、趣味としての写真についても調べ始めました。
目次
写真好きの人を見つけては話を聞きました
当時の自分の周りにも、写真が趣味だという友人や知人がいましたので、職場で、飲み屋で、仲のいい友人だと、自宅まで押しかけて話を聞きました。
何人かの話を聞いていくうちに、「写真」を趣味だといっている人は、大きく分けて次の 2 種類に分かれることに気づきました。
- 「写真」を撮ることが目的の人
- 「カメラ」そのものが趣味になっている人
最近、写真に興味が出てきたので話を聞きたいとお願いすると、
「**まで**を撮りに行って、タイミングバッチリでいい写真が撮れたよ。」
という人と、
「**(カメラメーカー)の**というカメラが最高」とか「** mm で f1.4 のレンズを持っている人はなかなかいないよ」
という話になる人に分かれます。
それぞれに深くて(深すぎるときもありましたが)、興味深い話が聞けて、とても楽しかったのを覚えています。
自分のしたいことを考えました
話を聞いたあと、自分はどっちなんだろうと考えてみた結果、「あ、この景色(空間)っていいな」と思った瞬間を残しておきたい方なんだと思いました。
自分がやりたいことがわかった上で、少しでもそれを実現できそうなカメラの条件を考えると、
- いつも持ち歩けること(いつ撮りたい瞬間がくるかわからないので)
- 撮りたいと思ったときに簡単に撮れること(難しいとシャッターチャンスを逃す可能性がある)
- その場の雰囲気(空気感?)まで撮れること
などが挙げられました。
改めて GR1 を考えてみました
そして、この条件を踏まえて、改めて GR1 を考えてみました。
- については、GR1 はコンパクトカメラなので、この条件にはぴったり合っている。
- については、使ってみなければ、実際のところはわからないが、カタログや雑誌を見ると、そんなに難しくはなさそう(実は結構、難しかったのですが)。
- については、フォーラム(パソコン通信の情報交換の場所)上では、ツボにはまると雰囲気まで切り取るような素晴らしい写真が撮れるという書き込みが多かったので、自分にも撮れるかもしれない。
というように、ほとんど自分が考えた条件を満たしていました。
こんなことを何度か考えているうちに、もう買わない理由はないという結論に達して、ついにというか、やっぱりというか、GR1 を注文していました。
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