Gateway 2000 (4)ー やっと Windows 3.1 をセットアップ ー

デジタル機器

! 19 年前の記憶をもとに書いていますので間違いもあるとは思いますがご容赦ください^^;
Gateway 2000 P5-133 が到着して、たくさんの配線を行い(ワイヤレスとか、それ何?の時代です)、大きな付属品の箱の中にあったフロッピー 6 枚にわたる MS-DOS のセットアップがようやく終わりました。
ここから、やっと Windows 3.1 のセットアップをすることができます。
Windows 3.1 のセットアップディスク #1 をセットして、「setup」と入力して Enter 。
さて、ここからだ!とテンションが上がっていたのですが、いきなりメモリ不足とエラーが表示されて、セットアップ画面すら表示されません。
「mem(確か・・・)」と入力すると、コンベンショナルメモリの空きが 400Kbyte 台で足りない模様でした。
コンベンショナルメモリの空きというのは、MS-DOS が起動した状態で使える空きメモリのことです。
Windows 95 より前の Windows は、まず MS-DOS が起動して、そこを土台にして Windows が動いていました。
このエラーは、最初に起動した MS-DOS 上に Windows 3.1 のセットアップを起動するだけの空きメモリがないですよ、というメッセージになります。
MS-DOS の日本語版は、日本語を表示するためのシステムやフォント、日本語変換のシステム、その他、こまごまとしたドライバが入っているため、コンベンショナルメモリの空きが少なくなりがちです。
ですので、MS-DOS 起動時に読み込まれるシステムやドライバを必要最小限にして、コンベンショナルメモリの空きを増やさなければなりません。
MS-DOS に標準でついてくる「EDIT」を使って、読み込むシステムやドライバが指定されている「config.sys」の内容を、必要最小限のものだけ読み込むように編集して保存します。
そして、再度、MS-DOS を起動します。
今度こそ、と「setup」と入力して Enter すると、無事にセットアップ画面が起動しました。
win31セットアップ
Windows のセットアップを始めるまでに、この作業・・・。
思い出しながら書いていますが、当時、パソコンを使うというのは本当にハードルが高かったんですね。
まあ、それが趣味の一つとして、楽しく感じられたということもありましたが。
ここまでで、まだ Gateway 2000 P5-133 を使えていません。
長期連載の感じもしてきましたが、続けていきたいと思っています。

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